空き家リフォーム

■空き家のメリット

○資産価値の増加
空き家で誰も住んでいなくても、建物はどんどんと劣化します。
特に、誰も住んでいない住まいは日常的に窓を開けて空気を入れ替えることがないため、湿気が内部に溜まりやすいです。
日本では木造住宅の割合が多く、木材が傷みやすくなります。
高温や湿気が原因で、カビや虫が発生していることも……。
そのような建物をそのまま放置すると「売却」あるいは「賃貸」という目的ができても、買い手や借手が見つかりにくいでしょう。
また、将来的に自分が住む可能性がある場合でも、リフォーム工事で建物を蘇らせれば「資産」としての価値がアップすることになります。

○倒壊・犯罪のリスク軽減
空き家をそのまま放置すると、倒壊や犯罪のリスクも増えることから、政府としても空き家対策への取り組みを打ち出しています。
実際に、国内の空き家の増加に伴って、空き巣被害も年々増加している現状です。

○中古住宅の流通増加
全住宅流通量(新築住宅+中古住宅)のうち中古住宅の占める割合は、1989年で8パーセント、1998年で10.2パーセント、2008年で13.5パーセントと年々増加傾向にあります。
ですので、今後も中古住宅を購入する人の割合は増えると見込まれております。
中古住宅の大きなメリットは、新築住宅に比べて購入費用を抑えることができること。
また、リフォーム工事より、魅力的な空間に生まれ変わらせることができるということが知られるようになったのも、中古住宅が見直されている要因のひとつでしょう。

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